NikonのフルサイズミラーレスZ6Ⅱを購入しましたが、レンズ「NIKKOR Z 24-70mm f2.8」が品切れで届くまでかなり時間がかかります。レンズが無く悶々としてますので、なぜ素人の私がこの機種を買おうと思ったかをお伝えします。参考になれば幸いです。
(ニコンの調達、生産部門、部品を供給しているメーカー、某量販店の購買力、がんばってください。あとド素人なので、間違ったことを書いてるかもしれませんが大目に見てください)
マイクロフォーサーズ、APS-Cからフルサイズへ
現在、OLYMPUSのOM-D E-M5、FUJIFILMのX100Sを使ってます。
8〜9年間この2機種で遊びましたが、フルサイズミラーレスがスタンダードになっている近年、自分もそろそろフルサイズを使いたいと思いました。
フルサイズ機は使ったことがないので、非常に楽しみです。
なぜNikonにしたか
Zマウントです。55mmの大口径で、現状(2021年12月)のフルサイズミラーレスでは一番大きい口径のマウントだから選びました。
口径が大きいので、イメージセンサに多くに光を取り込むことができます。
そして、フランジバックが16mmと、これもフルサイズミラーレスでは一番短く、高品質なレンズ設計がしやすいとのこと。
現在、フルサイズミラーレスでは、SONYがトップシェアで、その後をCanonが追いかけております。Nikonは3番手です。
私は天邪鬼な性格なので、メジャーなものを避けたくなってしまい、それもNikonを選んだ一因でもあります。
現状はZマウントレンズの種類が少ないのですが、フラグシップのZ9がかなり期待されており、今後サードパーティ製を含めたレンズが充実してくると思われます。
撮影仕事をするようになった。
妻がwebデザインの仕事をしている中で、お客様によっては写真撮影を要求されることがあります。
私は写真業界とは全く関係ないサラリーマンで、大した実力があるわけではありませんが、妻に頼まれ2021年夏ころから、何回か撮影の仕事をさせて頂いてます。
妻には、このようなチャンスを作ってくれて本当に感謝しています。
OM-Dで撮影している中で、「小さいセンサのマイクロフォーサーズで仕事をするのはどうなのか?」と思ったのが大きいです。
幸い今の仕事では、高いレベルでの撮影を求められておりませんが、youtubeで観たとある動画では、APS-Cだと仕事を任せられないといった事例があったらしいので、本来マイクロフォーサーズは論外なんだと思います。
だからといって、プロがフルサイズエントリー機のZ6Ⅱで、仕事をしていることはほぼ無いと思いますが、フルサイズは仕事をする上での最低条件かと思います。
また下記にも書いております、ダブルスロットも、仕事において重要です。
ダブルスロット
現在持ってるカメラは、SDカードを1枚しか挿すことができず、撮影仕事のあとに、撮ったデータが消えてしまったらどうしようと恐怖を感じました。なので仕事では、カードを2枚用意し、バックアップを取ることは必須事項かと思います。
Z6Ⅱでは、CF(or XQD)とSDを1枚ずつ挿すことができます。
Z6Ⅱの前の機種、Z6はフルサイズ機としては安価なのですが、カードスロットが1つしかないので、選択肢から外れました。
趣味で使う程度であれば、1枚挿しでもいいのですが、流石に仕事となりますと、データ消失は大問題です。
したことは無いですが、モデル撮影など、案件によっては、損害賠償が発生するでしょう。
レフ機も検討したのだが、、、
どっしりとした外観のカッコ良さ、シャッター(ミラー)音のカッコ良さ、価格帯からNikonのレフ機「D780」も検討しましたが、時代はミラーレスです。プロもミラーレス機に移行し始めてるようで、悩んだ末、ミラーレスにしました。
(この辺は天邪鬼な性格は抑えます)
今使っているOM-D E-M5はEVF(電子ビューファインダ)で、これに慣れている状態で、レフ機のOVF(光学ビューファインダ)を使うのは、絶対に使いにくいと思いました。OVFは使ってみたかったのですが、高いお金を出して、古い技術を使う意味は無いと考えました。
レフ機のシャッター音は、かなり魅力的なのですが、振動で手ブレの原因になったり、頻繁に可動する部分なので、部品劣化の原因となり、交換コストのリスクが発生してしまいます。
初めはSONYを検討した
天邪鬼な性格と言いながら、最初はSONYを検討しました。
ユーザーが多く、またレンズの種類が多いトップシェアに乗ることが無難かと思ってました。
しかし、色々調べてみると、SONYのEマウントは口径が小さく、今後はCanonやNikonにレンズの設計面で差を埋められていくのではないかとのこと。やっぱりカメラはカメラ専門メーカーを選ぶのがいいかと思いました。
メーカーを変えることの不安は無かった
通常、メーカー(マウント)を変えることは、基本的には持ってるレンズを使えなくなってしまうので、大きな決断となります。
私は幸い、CanonのEFマウントや、NikonのFマウントといったメジャーなマウントのカメラを使っていなかったので、オリンパスからの乗り換えは苦ではありませんでした。X100Sはコンデジなので関係ありません。
今回、Zマウントを選択したことで、今後のカメラ選び、レンズ選びで縛りが発生しますが、共に生きていく気持ちで大事に使っていきたいと思います。
OM-D E-M5は、初めて買ったカメラで、撮影の楽しさを教えてくれたカメラです。
売ることはせず(売っても大した金額にはならなさそう)、penを使ってる嫁さんに譲ろうと思います。
penは絞り操作や、露出補正操作がかなりしづらいので、使いやすく感じてくれると思います。
Z6Ⅱ撮影事例
かなり早い段階で「NIKKOR Z 24-70mm f2.8」が届き、帰省のタイミングで撮影をすることができました。
下記の記事で、その写真をアップしています。